8020という数字は、80歳で20本の歯を残すために歯科医院で掲げられている目標値です。
もちろん、治療法も進化を遂げ、今や400人以上の人が目標値を達成している、そうした喜ばしい話を耳にしました。
全国的に5割以上で8020を達成しているようで、健康に対する意識が高くなっていることが伺い知れます。
抜けてしまった歯は戻りません。
だからこそ、若年層では抜けないように予防歯科を活用しましょう。
もちろん、80歳で失ってしまう歯もあり、入れ歯を入れて残りの歯を長く使えたり、維持させることも大事です。
20本という数は、硬い食品でもしっかり噛むことができる本数です。
また、虫歯治療や歯周病治療などをしっかり行うことで誤嚥性肺炎のリスクが減少することも、最近の医療データで報告されています。
間違った認識を保たないことも大事で、歯科医院は歯を抜くところではなく、虫歯リスクを下げて抜かないように治療や予防する施設です。
だからこそ、老若男女問わず、受け入れ体制も強化しています。